すごい今さらですが、β3から現在までFF14を楽しんでます。
ブログ書く時間あったらFFやるわって勢いだったので、今さら書きました。
奇跡的な国産MMO
MMORPGに細かいレビューとか書き始めるとキリがないので避けますが、ネトゲ歴10年ほどの自分目線で、旧FF14の失敗点だけでなく他MMOの色んな要素の反省・改善が詰め込まれた、国産MMOとして奇跡的なデキだと思います。
トップの吉田P自身が元来ネトゲ廃人でMMOの酸いも甘いも経験しているだろうと思われ、なおかつヘビーユーザからライトユーザまでのアプローチはもちろん、ビジネス的な折り合いの面までかなり広い視野を持って当たれる人物だというのが大きいと思います。
プロデューサーレターといった形で顧客接点を増やすなど、昨今のIT系サービスのリリースにおける、良いサイクルのビジネスフレームワークもキッチリ抑えてる感があり、ユーザー満足度もかなり高いものだと思います。
FF14といいPSO2といい、やっぱ多くのユーザに受け入れられるものはトップのビジョンと取り組み次第てことがよく分かります。この辺考えりゃ集金マシーンでしかないGREEのソシャゲが衰退するのも至極当然ですねハイ。
FF14の価値
唯一不安なのは、月1300~1500円程度の費用で長くやっていけるのかって事です。
ガチャ1発300~400円が相場のソシャゲやパズドラが蔓延ってる昨今、今どき異常なお得感も魅力なのは間違いないので、企業努力でインフラコストなんか最適化しまくったり定期的な拡張パッケージやその他オプションや、ユーザ側でなく企業コラボなんかのBtoBでも取っていくんでしょうかね~。
正直自分はFF14でスクエニを見直しました。
FFは10以降まともにやっておらず、その頃からビジュアル重視でゲーム性は薄く感じ、グラフィックも海外メーカー筆頭にお株を奪われ、一時売上低迷からのリストラや開発力低下だのお家騒動もあり、スクエニはノムリッシュ好きが買うブランド品として自分の中ではかなり失墜してました。
しかしまたスクエニのゲームを買っても良いと思えてきたので、FF14だけの利益でなく企業イメージ全体への貢献が大きいと感じます。
MMO開発はとんでもなく多岐のマネジメントが必要でしょうし、何より一回死んだゲームをグレードアップして生き返らせた事案など過去無いので、経験と実績的に吉Pは10~20年後くらいにはスクエニ社長やってるかも知れません。(それでも今どきシルバーリングとかは外せって感じですが)
とまあ、小難しい話抜きでゲーム自体は面白いものに仕上がってます。
最近は、本編クリア&カンストしてからが本番というのが分かってきて楽しいところです。
どーにもゲームの話を書き始めると、ゲームそのものだけでなく作り手側の事情や背景を考えることも好きで、こんな内容のブログになりがちですが、もっとサクサク簡単に投稿するスクショブログ的なこともやりたいので、読み手もサクッと楽に読めるようしたいなーと思います。