スマホ版ドラクエに見る、「セーブする」というUX

スマホ版ドラクエに見る、「セーブする」というUX

ゲームブログのくせに本業のWeb屋っぽいタイトルで書き始めてしまったわけですが、先日100万DL限定()で無料公開されたスマホ版ドラクエについて、少し書きたいなーと。

操作性

とりあえず最初につまづくのが、宝箱や階段にピンポイントに移動するのに少し手間取るような操作性の悪さ。

そもそもゲームパッドでのプレイ前提で作られている&突貫作業でスマホの操作性を考える時間も無く取り敢えずでバーチャルパッドを設置したのかのように感じる。

まー開発者さんは限られたスケジュールで作ったんでしょうし、何となく苦悩も感じられます。

案の定、ほかのブログでもドラクエのUIについてツッコミ入れているブログがあるので、その他細かい点についてはそちらを読んでもらった方が良いと思います。

しかし実際のところ、操作性みたいなUIの課題は「直せばいい」で済みます。
自分がもっと問題に感じたのは、ドラクエ本来の世界観・コンセプト的な要素がスマホのゲームとしてはそろそろテコ入れしないとアカンだろなぁと思ったわけです。

「セーブする」行動はUXを損なう

スマホゲームなんていつでもすぐ中断されるのが当然で、9割以上のゲームは当たり前のようにオートセーブがされますが、DQではFC版DQ3から続く「王様セーブ」を踏襲し続けてました。

大体のスマホゲーはオンライン連動なので、スタンドアロンのゲームと違って必然的にオートセーブになるって話もあるとは思いますが、スマホゲーなのに自発的にセーブしなきゃならないって事に、自分は手間と旧態然じみたものを感じました。

 

 

 

 

 

てなことを思ったわけです。

一応「中断」というコマンドもありますがそれもユーザが任意にするもので、ヘルプを少し見てみると「アプリを絶対終了させないでください」的な注意書きが。これ、ソフト側の不備をユーザに押し付けてるだけなので、今どきコレはないなぁと。

洋ゲーはかなり昔からオートセーブが多く採用されていて、ゲームへの没入感と体験の質を高めていますが、日本ではRPGが主流というのもあって成長や蓄積を保持することも一種の楽しみでもあり、いまだに自発的なセーブを要するものが多いです。

しかしデータを分岐保持できるからこそ一部のゲームでは「セーブマラソン」みたいな作業も発生し、達成感こそあるものの、運の悪いユーザには徒労を与えます。

今はもう洋ゲー和ゲーの垣根もほぼ無く、スマホでしかゲームをやらない層も多いでしょうから、ゲーム体験を損なう「セーブする」という行動はそろそろ淘汰されていっても良いんじゃないかなと思います。

セーブ機能を支持する人も当然いるでしょうし、結局はゲームのコンセプト次第になるとは思いますが、スマホに出してくるならば何時如何なる時でも安全に即中断・即再開できるようにしないと、ユーザーの立場が見えてないわけで作りとして甘いんじゃないかなーと思います。

DQ5(デボラ付き)と6も出るなら欲しいなーとは思ってましたが、この辺り改善されないとお金を出してまではちょっとなーという感じです。DQ1の時点でUIがすでにDQ汎用で使えそうな印象を受けただけにちょっと危うい感もありますが…

ちなみに最近触れたスマホゲーだと「Deemo」がピカ一です。
有料の音ゲーですがコーヒー一杯分の値段以上の体験があると思います。