レビュー:GUILTY GEAR Xrd -SIGN-

レビュー:GUILTY GEAR Xrd -SIGN-

GUILTY GEAR Xrd -SIGN-
カブ通レビュー:75点

アーケード複数キャラクリア、ストーリー全編閲覧、ネット対戦も何度かこなしてのレビューです。

Good

  • 評判通りの3Dアニメーション表現
  • ストーリーモードの異常なボリューム
  • 初心者も考慮した練習周りの充実
  • ゲーム性やキャラ数などほどよいバランス
  • ネット対戦のロビーモード

Bad

  • ネット対戦のラグが厳しい
  • 90年台的な表現にさすがに古さを感じる(むしろ新しい?)
  • 相変わらず思わせぶりな伏線だけ撒き散らして引っ張るストーリー

格ゲーは万人に薦められないという点から個人的に90点台に届くことはまず無いのですが、格ゲーである障壁をのぞけばゲーマーにはゲーム文化の一旦として体験してみても良いのではと思えるゲームです。ラグがもっと少なければ85点にしたかった。

ほぼ2Dアニメの3Dグラフィック

GGXrdはゲーム内の演出で明らかにイラストである止め絵はいくつか出てきますが、それ以外はアニメ絵のように見えるシーンも含めてフル3Dです。

アニメ的シェーディング技術が徹底されてるのと、2D格ゲーらしさ&アニメらしさを狙ってかモーションのコマ抜きが意図的にされているので、ほぼアニメ絵同様に見えます。よくよく見るとポリゴン感があったりもするのですが、そこは今後いくらでもカバーできそうです。

最近アニメ内にもCGが使われることは多いですが、多くは「CGである」と主張するかのようにヌルヌル動いているので明らかに浮いて見えます。あえて特別な存在にCGを使って演出している場合もあると思いますが、GGXrdはこうした違和感がありません。

アニメの工数的な問題を突破したためもあると思いますが、格ゲーのくせに5時間相当のフルボイスアニメーションが付いてきます。これが結構スゴい。

格ゲーのストーリー要素なんて、バトルにこじつけるためのチープな内容ばかりの寿司のガリ以下の存在だったので、プレイヤーからしてもあっても無くてもゲーム性さえ面白ければ良いと思えるものでした。しかし今回のグラフィック技術に「ゲームさせない」という選択肢を取った瞬間に、無理に戦うような話の流れが無くなった普通の映像作品に変貌したわけです。

3Dグラフィックの2D格ゲーの基板を築いたスト4は結構すごいと思ってますが、GGXrdはゲームに留まらずメディアコンテンツ全体に影響するような形で表現を昇華させたように思え、今回のグラフィックが世界的にも評価されてるのが実感できます。

ネット対戦のシステムは良いがラグでマイナス

ネット対戦のロビーモードがまさにオンライン上にゲーセンを再現したという感じで、「さすがアーク」と思わせるくらい格ゲーマーの求めていた最適解を表現してくれました。

しかしインフラ面の問題が大きいと思いますが、コンボゲーなだけにどうにもラグが気になります。

回線速度はユーザやPSNなど外部要素にもよるため技術的に突破できないこともあるのでしょうが、スト4よりもラグが気になったのは単にゲーム性の違いだけではなく、ラグを補完するような工夫があまりされてないのではとも感じられました。正直ゲーム性に関してのマイナスポイントはラグだけと言えますが、その一点が結構でかいです。

総評

対戦ツールが欲しい人、格ゲーに飢えてる人にはオススメできると思います。

昔は格ゲーやってたけど今は引退気味みたいなオッサンが復帰するにも良いゲームだと思います。突き詰めればやはり結構なコンボゲーではありますが、切換して駆け引きに持ち込む手段も沢山あるし練習も充実しているので。

自分は昔はアクセルをメインに使ってましたが、どーにも今作はアクセルの使用感が違うような気がしていて(何しろブランク長いし)、動かしていて楽しいラムレザルで頑張ってみるかーという感じです。でも今作でジョニーすら切ったくらいだし、アークは新キャラすぐ切っちゃうからな…ファウストも結構楽しいし性に合うんだよな…

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