ゲームのことしか書かないブログ

レビュー:ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド

ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド
カブ通レビュー:100点

久々に任天堂が置いてくれたゲーム史のマイルストーン。
万人にプレイしてほしいと思える、ゲーム観に必ず影響を与える完璧な作品。

Good

  • カオスを生まず応用を生む本当の自由
  • 超広大なのに飽きさせない仕組みの多いフィールド
  • 絶妙なバランスかつ、様々な解法のある謎解き
  • やさし過ぎず難し過ぎないアクション
  • 人間臭いゼルダ姫

Bad

  • 処理落ちがたまにある

今作の良さは他のサイトで散々書かれているので、自分が感じたままをただ書こうと思います。

まず改めて、世界のゲームファンの度肝を抜いたトレイラーを見て気分を高めてほしい。正直僕はこれを見てブルッた。このムービー自体もゲームの期待を最高に高まらせる要素が詰め込まれています。

太陽の眩しさが増した

RPGなどストーリーで感動することはSFCのDQ5やFF4など昔からありましたが、ゲームの「体験」で感動したことは、64の時オカでハイラル平原に初めて出た時、空を見上げて「太陽が眩しかった」という体験です。記憶に残るお話ではなく、体に残る経験としてインパクトが大きかったのです。

自分はゼルダに思い入れが深いので過剰な評価にはなってる自覚がありますが、トレーラーが発表されてから膨らみ続けた過剰な期待を越えてくれる作品でした。グラフィック、アクション、謎解き、広大なマップの散策など、全ての要素がユーザーが楽しんでもらうことを願って作られていると感じます。

ゼルダらしさを保った自由度

今作はどこまでも自由に移動できてしまうことが評判で語り尽くされてますが、一見カオスを生みそうな仕様でもしっかりと破綻しておらず、なおかつ行った先々にも必ず仕掛けがあって飽きさせません。

他のゲームがゲームとして破綻させないために制限やルールをかけているのは常識的なことで理解できますし、ルールがあることで面白さが生まれることもあります。そうした垣根を外しても「ゼルダらしさ」と秩序を保てるBotWのデザインがすごいと言わざるを得ません。

ダンジョンや祠の謎解きはどれも「開発者が想定した正解」はあるのだと思いますが、道具の組み合わせで次第で正攻法でない解き方もあり、自分の発想で謎解きできる懐の広さがあります。

自由度が高く正解のレンジが広いためか謎解きは旧作より緩いと感じましたが、解くのにイライラしない程度の絶妙な難易度に感じられ、特に神獣は環境全てを使うようなダイナミックな仕掛けが多く「そうくるか〜」という面白さがありました。

戦闘は時オカで成立したアクションの進化系で難易度はやや上がってるようにに感じました。しかしそれも剣戟を楽しみたい人向けに調整されているのかもしれません。ガチンコ勝負はなかなか歯ごたえがありパリィなど高等技術もありますが、正面から切り合う必要はなく楽に倒す方法は色々あるし、そもそもボス以外は戦う必要もありません。

旧作に比べあまりにも自由なのですが、プレイフィールはまさしく「ゼルダをやっている」感覚です。この「ゼルダ感」は言語化するとキリが無さそうなのでやめますが、任天堂は狙って作り込んでいるはずです。

キャラクターの魅力も歴代最高

キャラクターとしてのゼルダの話ですが、今作はコンプレックスや弱さがモロに出ている人間臭い性格になっていてすごい良かったです。

自分の中でこれまでのゼルダは時オカのイメージが一番強く、完璧超人な感じがありました。風タクのゼルダも人間らしいといえばそうですが、絵本タッチでコミカルな面が強く時オカゼルダの印象は越えられていませんでしたが、今作は「人間としてのゼルダ」がうまく塗り替えられたと思います。むしろ完璧超人な主人公に対して能力的にコンプレックスを持つヒロインというのが新しかったです。

トレーラーで泣きじゃくるゼルダを見た時点でファンの心をゼルダの人間性に釘付けすることに成功していて、ゲームプレイ後も期待以上の魅力を感じられました。途中ミファーに誰しも惹かれちゃうと思うんですが、トゥルーエンドのラストシーンが文句ありません。これはもう結婚するわと思います。

他は熱血素直イケメンなシドや、鼻持ちならないキザ野郎と思わせながらベジータ以上のツンデレをかますリーバル、ほかリト族全員のデザインもかなり好きです。強いて言えば、もうフルボイスにしてくれないかなと思います。

Switch持ちはマストプレイ

とにかく「ありがとう任天堂」という任信なセリフしか出てきません。

欠点を強いて挙げるなら、モンスターが多数出た時などハード性能のせいか若干処理落ちするくらいですが、ゲーム自体の評価に影響ありません。グラフィックもゼルダ前にプレイしていたHorizonに比べたら三段くらい違いますが、フォトリアルよりイラスト風のグラフィックの方がゼルダの世界観に合うため見劣りしていません。

イカ目当てでSwitch買った人も、対戦に疲れたらハイラルでバカンスを過ごすつもりでぜひプレイしてほしいです。

次へ 投稿

返信する

© 2018 Agnist.game